ソーサラー
■魅力
ソーサラーの強みは、戦闘を決するインパクト。
何といっても敵のHPをごっそり奪う火力。そして、攻撃範囲の広さ。その上、目標をピンポイントに狙って攻撃する手段があることです。戦闘開始前に先制してぶちかましたり、マジックトラップで好きな場所を安全地帯にできるのも便利。
攻撃対象の弱点属性とアビリティを合わせることで、さらに威力が上がります。ソーサラーでプレイしていると、炎、氷、雷、闇といった属性の強化アビリティを育てることができ、これを他のジョブで使うと、火力を底上げできます。
スキルとアビリティのレベルアップはなかなかの手間ですが、そうして手に入る強さは段違いです。
■注意すべき点
打たれ弱さと、攻撃の発動までに時間がかかること。
防御力、耐久力、HPともにかなり低めです。防御装備に少し穴があると、大型敵のまぐれ当たり的な攻撃で、即死することもしばしばあります。
さらに、詠唱中に敵に追い回されたり、攻撃を受けたりすると、強い火力での攻撃ができないので、討伐がまったくはかどりません。戦闘を快適に進めるなら、敵の注目を集めてくれる人が必須です。
魔法によっては、詠唱をはじめたときから、その場に釘付けになります。攻撃力が高い魔法ほどその傾向があります。こうした魔法を唱えているときに、目標の敵が射程距離外に出たり、視界から外れたりしたときには、自動追尾するタイプでない限り、攻撃は無駄になります。
■スキル
初期の頃に覚えるスキルは、発動が比較的早く、スキルレベル6以上で範囲が広がったり、攻撃力が上がったりと使い勝手が向上するので、ジョブレベル30以上で覚える魔法が低レベルの頃は、威力が逆転することがあります。
また、同じ属性の魔法でも、有効な使い道が異なるので、修練を怠らなければいつまでも便利に使えます。
たとえば、
- サンダーケージは、発動が最も早く、ソーサラーの身を護るように展開して、接近した敵を攻撃します。サンダーレインは、発動が遅いが火力が高く、標的へのピンポイント追尾があります。
- フロストスパイクは、段差に影響されず、上下に広く攻撃します。ブリザードアローは、発動が遅く、狙った場所から標的が上下にずれると当たりませんが、高い攻撃力が多弾ヒットし、HPだけでなく怒り時のスタミナも大幅に奪うことができます。
用途に合わせた一例を挙げると下記のとおりです。
・動く標的を攻撃する
→ブラックヘイズ、サンダーレイン
大型敵との戦闘で、ブレイク値を稼いだり、スタミナを削ったり、部位破壊する、といったシチュエーションです。どちらの魔法も、敵の特定箇所へ自動的にピントを合わせるように狙いを付け、動いていても自動追尾します。これによりシークレットコアや弱点、破壊したい部位をピンポイントで攻撃できます。
ブラックヘイズは、敵が察知できない遠い間合いから攻撃可能。サンダーレインは火力が高く、雷が弱点のオークを一撃で倒すこともあります。
・先制攻撃をする
→メテオフォール、ブラックヘイズ
メテオフォールは、敵が気付かない遠いところから大きな火力で範囲攻撃ができます。群れを成している敵に大打撃を与え、壊滅させてしまうこともできます。ブラックヘイズはメテオフォールほどの火力は出ないものの、さらに遠いところから、ピンポイントに狙うことが可能。かなり離れたところにいるハーピーやダイヤウルフ、グリムワーグなど、一斉に動き出すと面倒な敵を狙撃するように始末できます。
・大型敵との戦闘で、一気にスタミナを削る。
→ロックビート
レベル30以降に覚える魔法の中では威力は少し劣るものの、気絶値とチャンス効力がとても高く、ダウンさせる場面で頼れる魔法です。モゴック討伐にはこれが必須！という評判です。
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