ファイター

By ddon-p, 2016年9月22日

【魅力】
ファイターの強みは、攻守にバランスの取れた安定感と多彩なスキル。

攻撃、防御ともに、戦況をコントロールできるいろいろなスキルがあるため、同じファイターでもプレイヤーによって立ち回りが大きく変化します。

難しいことを考えずに、ボタン連打でもなんとかなってしまうことも多々ありますが、戦いの効率性や気持ちよさにこだわると、戦闘のスタイルが形作られていきます。

見知っているものでは、

(A)一閃突きによるスピードと大火力を起点にした「高速襲撃型」
(B)攻撃連携に刀牙昇斬の打ち上げを挟み、小型敵を次々ダウンさせて、攻撃できないようにしていく「無力化型」
(C)円月斬りで敵集団の外から複数個体のHPをまとめて削る「チェーンソー型」
(D)逸らし斬りや流剣閃、盾ガードからのセンチュリオンスパイクにより、無傷で敵の屍の山を築く「攻撃無効化型」
などがあります。

(A)は、ファイター自身が遠距離からの初弾で大きなダメージを生み出し、戦況を有利にします。乱戦や密集した戦いでは狙いが難しいですが、最初からどんどん強化できて、ずっと使えるスキルであることがポイントです。

(B)は、ソーサラーやハンターなどの大きな火力を出すジョブと連携するパターン。吹き飛ばしてダウンさせ、詠唱や攻撃準備の溜めが妨害されるのを防ぎ、狙いを定めやすくする役割を担います。もちろん安全に仕留めることもできます。

(C)は、アトラクトやヘイトの高まりで集まった敵に近づき、円月斬りで蹴散らします。1ターンで仕留められないと反撃を食らうこともありますが、ソーサラーやハンターがいると、踏みとどまって攻撃している間に範囲攻撃を誘導し、二段構えで多数の敵を掃討することができます。

(D)は、ファイターが中心となって戦況を切り開くパターン。自らを活かしつつ敵を制する戦い方で、高難度の戦闘で生き残るなら習得は必須です。けれど、修練を積んでいくと、難しい場面でも強力な敵でも、大丈夫だと思える腕前を身に付けることができます。
達者な遣い手になると、鬼人系大型敵の致死性のある高速連撃をすべてやり過ごしたり、有翼大型敵の空中からの強襲ダイブにカウンターを与えていたりします。
 

■注意すべき点

ここ一番の火力がちょっと物足りない。
他のジョブを経験すると、大型敵のダウン時の火力は、もうひとつといったところです。高レベルの一閃突きのダメージは凄まじいですが、連発して高いダメージを出せるものではありません。また、扱える武器には、斬撃属性と打撃属性があり、敵の弱点属性に合わせて使い分けないと、討伐がはかどらないことがあります。
斬撃と打撃、両方の属性の武器を持って行き、場面や役割に応じて持ち替えるプレイヤーもいます。試してみると、合理的な行動であることがわかります。
 

■スキル

威力を上げるスキルは、武器の攻撃属性と相性があります。突き刺すスキルは斬撃と、吹き飛ばすスキルは打撃との組み合わせで高い効果が出ます。

また、ファイターには、シークレットコアに強烈なダメージを与える、比較的当てやすいスキルが最初から備わっています。そして、ジャストガードの受付時間は、格闘ゲームのそれに比べたら、かなり余裕があり、敵の攻撃モーションもわかりやすいので、難易度は低い印象です。

場面に応じてよく使うスキルの一例を示すと下記のとおりです。
 

・先制攻撃で敵戦力を削る

→一閃突き
最適な移動距離で当てると非常に高いダメージを与えることができます。レベルが上がるほど距離が遠くなるので当てるのが難しく、無敵やスーパーアーマーはないので敵の攻撃に打ち負けることもありますが、狙いに行く価値はあります。
なお、敵を正面に見た状態で一閃突きを発動すると、自動的に方向を補正して飛び出します。敵が左右に動かない状態なら、移動途中に手で調整しないほうが当たりやすくなります。
 

・ダウンした敵への強攻撃

→弐段突き、円月斬り
高いダメージを短い間隔で繰り返し与えることができる弐段突き。直線に突くので、ダウンした巨人の頭などには当てやすい反面、スフィンクスやグリフィンなど動き回る対象は苦手です。
円月斬りはレベル6でヒット数が5回に上昇。狙った弱点を中心とした周囲を巻き込んで、高い回転数でHPを削っていきます。
攻撃を当てられる面積で使い分けると良いでしょう。
 

・シークレットコアでのスタミナ削り

→切り崩し
最初から使える溜め攻撃です。振りかぶって斬りつける攻撃を直撃させると、スタミナを大幅に減らせます。
 

・被弾ダメージを減らす

→盾ガード&センチュリオンスパイク、または、シールドバッシュ、逸らし斬り、流剣閃
安全性の高いものから並べました。

「盾ガード&~」は手堅く身を護り、防御姿勢からの攻撃で正面突破する方法です。攻撃の発生が早く、連打が効きます。
ただし、正面から1対1の状態に強く、囲まれた状態には弱いです。敵が集団でも、突出した部分を狙ったり、自分に注意を引き付けてつり出したりして、優位な状況を作って対応していきます。

「逸らし斬り」は、発動からバックステップまでの間に無敵時間があり、火力も出ます。
ただ、真横より後ろの攻撃にはカウンターが成立しません。また、一撃で倒せないほど体力のある複数の敵に囲まれた状態は突破できないので、バックステップ後に攻撃を受けて追い込まれることがあります。
これも正面でさばいて、次の対応ができるように立ち回りを意識したいです。

「流剣閃」は、敵の攻撃をすり抜けつつ攻撃できるので、囲まれた状態でも裏に回り込むことが可能です。
たとえば複数のリビングアーマーに壁際へ追い詰められたときでも、敵の攻撃にカウンターを当てて、包囲から脱出できます。
ジャストガードのタイミングなら攻撃力がアップしますが、無敵時間がないので、発動タイミングがずれると攻撃を受けてしまいます。技の入力をミスしても、盾でガードできるようなボタン配置でスキルをセットしたいです。
 

■戦いのポイント

  1. 魔法使いを優先的に倒す。

ファイターは、立ち回りの関係で、近距離の視界になり、飛び道具への対処がどうしても遅れがち。そしてファイターは魔法防御が弱い傾向なので、高威力の魔法が厄介です。敵の中で姿を見つけたら、優先的に対応しましょう。

  1. 敵はなるべく正面でさばく。

盾のガードやカウンターが利く範囲の制限があります。そして、ほとんどの攻撃は前を攻めるようになっています。
この強みになるゾーンを相手に当てるようにします。円月斬りによる側面攻撃もありますが、無敵でないし、一撃で倒せないときは、防御できずに攻撃を食らい、そのまま切り崩されてしまいます。

  1. パーティーでプレイするときは、敵を足止めできるスキルを1つは入れておく

打ち上げたり、ひるませたりして、敵の行動を潰すスキルを最低でも1つはセットしておきましょう。シールドセージやプリ―ストがいればいいという声も聞きますが、自分自身が敵に囲まれて、潰されるのを防ぐ効果もあります。
 

■ポーンに装備するなら

・攻撃支援用 一閃突き、刀牙昇斬、天蓋斬り、円月斬り、弐段突き、(斬撃属性武器使用なら)シールドバッシュ セットすると高頻度で使います。性能や用途が似ているものは、使ってほしいスキルを選んでセットするとよいでしょう。
・生存確率アップ用 センチュリオンスパイク 防御姿勢から繰り出せます。また高速で連撃します。
・使用頻度にムラがある? 逸らし斬り、流剣閃 生存確率を上げるためにカウンタースキルをセットしたことがありますが、使っているところをあまり見たことがありません。そういう場面では普通にガードするか、ジャストガードしているようです。

 

■一緒に行きたいジョブ

ソーサラー、ハンターなどの遠距離・高火力なジョブ 援護射撃や敵の掃討、ここ一番での火力の補強に。空への攻撃にも協力してもらえます。彼・彼女たちに敵が集中しないように動きたいです。
プリ―スト 敵に接近する際、アタックライザー プラス セイントオーラエクスのフィールドシフトがありがたいです。弱い敵ならそばに寄るだけで溶けていきます。この支援は、ポーンも積極的に行ってくれます。
エレメントアーチャー 大型敵のスタミナを削るとき、弱体魔矢があると非常にはかどります。凍結させてくれるのも助かります。
アルケミスト エンチャントにより火力の補強になります。また、パイルバインダを打ち込んだところをファイターが攻撃すると錬成物質が成長し、大ダメージを与えることができるようになるので、アルケミストにもよい影響がある関係です。ポーンの支援でも、ファイターが攻撃しやすいところにパイルバインダを打ち込んでくれます。

ただ、遠距離・高火力ジョブが攻撃されてしまうようなら、敵の注意を引き付けやすいシールドセージに切り替え、パーティー全体の火力を安定させた方がいいです。

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